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2020.12.28

そもそもオーガニックコーヒーってなに?

豆知識

コーヒー豆知識担当の中西です。

有機は、英語ではオーガニックと呼ばれます。

皆様はオーガニックという言葉をはじめて聞いたのはどんな商品だったでしょうか?
最近ではコットン、化粧品やシャンプーなどいろいろな商品についていますので目にする機会も多いのではないでしょうか?

しかし、オーガニックというものをしっかりと理解をされている方は非常に少ないと思います。
たとえば、オーガニックといっても農産物であったり、加工食品であったり、ましてや食品ではないものまであります。

ここでは、オーガニック食品に限定して話を進めます。

今回はダートコーヒー松任工場が有機加工食品のJAS認定を取得しているので
オーガニックコーヒーについてご説明をさせていただきたいと思います。

工場が取得しているのは厳密には「有機加工食品生産行程管理者」としての認定です。

 

オーガニックコーヒーという名称の商品に認定マーク(JASマーク)を付けるためには、
コーヒー豆の栽培と焙煎などの生産工程などでいろいろなルールを守る必要があります。

まず、栽培過程ですが皆さんがよくご存知なのは農薬や肥料の制限。(完全無農薬という意味ではありません)
これはその通りです。JAS規格によって禁止されたものは使用できません。
化学的に合成された農薬及び肥料は使用できません。

更に追加するべき点として、その栽培地では過去の一定期間にも肥料や
農薬を利用されていないことなども条件となります。

これらの工程を守られ、尚且つJASの有機農産物の認定を受けたコーヒー生豆
が原材料となります。

この原材料を加工する際にその生産工程がJAS法に定められた形で加工・管理されており、その工程が審査機関により承認を受けること。
これらを満たすことにより有機認定のコーヒー、オーガニックコーヒーとして出荷をされるわけです。

ダートコーヒーが認定を受けたのはこの生産工程の部分です。
ですので、今まで扱っていた有機栽培をされたコーヒー豆の原材料も
このたび晴れてオーガニックコーヒーとして出荷が出来るわけですね。

こうやって説明だけすると簡単そうですが、
本当に大変な道のりだったんですよ。

オーガニックコーヒーを飲むときはそんな苦労を少しでも実感してもらえるとうれしいですね。

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