COLUMN

COLUMN

HOMEコラム良いコーヒーミルを見分ける方法は?
2020.12.28

良いコーヒーミルを見分ける方法は?

豆知識

コーヒーメーカーは持っていても、コーヒーミルは持っていない。
そのような方がとても多いようです。

おいしくコーヒーを飲むためには、
コーヒーミルは不可欠と考える方が多いのも事実。

そのような方が実際に購入をするためにお店へ行くと、
コーヒーミルの種類も多く、値段にも大きな開きがあり、
どれが良い品なのかがわかりづらい。

ここでひとつのハードルがあるように感じられます。

そこで、今回は良いコーヒーミルの選び方をご紹介さていただきます。
ここでは一般的に販売されているデザイン性のある手挽きのミルと
羽のついた電動のミルについて話を進めます。

まず、前提の知識として、コーヒー豆の特性についてです。
コーヒーは熱を持つと一気に風味が落ちてしまいます。
また、粒子は均一であることが抽出には望ましいのです。

ということは、コーヒーミルに求められることは、
熱を持ちづらく、粒子に均一性を持たせられるものということです。

まずは手動の手挽きミルについてのポイントです。
店頭で手動のコーヒーミルを選ぶときは、必ずハンドルを回してみてください。

又、お店によってはコーヒーの試し挽きが可能な店もあります。。
そのようなお店のときは試し挽きをすることを強くお勧めいたします。

コーヒーミルのハンドルを回すことで、
刃の回転がスムーズかどうかが分かります。

刃の回転がスムーズということは抵抗が少ないということです。
抵抗が少ないと、摩擦が少ないので熱が蓄積されにくいということがいえます。

また、試し挽きは実際のコーヒーの粒子を見ることができますので、
粒子が均一かどうかを確認することができます。

そうなると、グラインドの方式や刃の材質も重要です。
これは、仮に全く同じ形状の商品で価格が違う場合は、
高い方の商品を選んでおけば間違いありません。

しかし、価格が高いから必ずしも良い製品とは限りません。
外観に華美な装飾がある場合はそれも価格に反映されています。

他のポイントとしては「ふた」と「引き出し」です。

安価な商品の場合、コーヒー豆の挿入口にふたがない場合があります。
これは大きなマイナスです。

ハンドルを回しているうちに、
最後の方になってせっかく入れたコーヒー豆が飛び散ってしまうんですね。
後片付けの手間が一つ増えてしまいます。

引き出しも同じ理由で重要です。
本体に引き出しを入れた状態でグラグラするような物は、
引き出しと本体に隙間があるということです。

この隙間には、せっかく苦労して挽いたコーヒー豆が落ちてしまいます。
これも、引き出しを出すときに汚れの原因となってしまいます。

手動のミルの場合はこれらのことを気をつけると
良いミルを選ぶことができます。

では、電動ではどうでしょうか?
最近は電動式も技術が改善が進んできたのですが、
選択には注意が必要です。

また、挽いたコーヒー豆がそのまま残る場合は
粉の均一性が保たれません。

このような電動ミルですが、価格的には安価で購入できますし手間も
手動に比べると簡単といえます。
コツの1つとしては上下に振りながらコーヒーを挽くと均一性がかなり
向上します。

中には、フードプロセッサーで代用というかたもいらっしゃいますが、
香りが移る原因にもなりますので、できればコーヒーミルを買ってい
ただいておいしいコーヒーを飲んで欲しいと思います。

CONTACT